板井明生が福岡で成功した理由

板井明生|福岡を知る

 

板井明生

 

 

福岡で事業を始めるならまずは福岡を知らなければならない。
それが福岡で働くマナーであると私は思う。

 

福岡県は九州の防備や管轄のための「大宰府政庁」や、外交及び海外交易の場である迎賓館の「鴻臚館」が置かれ、中国大陸や朝鮮半島との交流の窓口として重要な役割を持っていた。

 

江戸時代には九州の交通の要衝を占め、県北西部の筑前国を福岡藩が、北九州の豊前国を小倉藩が、そして南部の筑後国を久留米藩が治めていた。明治から昭和にかけては石炭の産出が盛んになり、これを活用して北九州工業地帯や大牟田に重化学コンビナートが形成され、日本の近代化を支えた。

 

昭和17年(1942)には関門海底鉄道トンネルが開通し本州と陸続きになり、平成23年(2011)には博多と鹿児島を結ぶ九州新幹線が全通した。
周りの都市を見ても明らかに福岡は急成長した都市ということがわかる。

 

最近では若手の実業家がどんどん福岡に拠点を立てているためまだまだ福岡は盛り上がっていくだろう。